「Brain Life Imaging」のレポートを多言語化し、急伸するインバウンド・医療ツーリズム需要に対応しました | 株式会社Splink
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「Brain Life Imaging」のレポートを多言語化し、急伸するインバウンド・医療ツーリズム需要に対応しました

このたび、株式会社Splinkは「Brain Life Imaging」(https://www.brain-life-imaging.com/ 以下、「BLI」)の結果レポートを日本語に加え、英語・中国語(繁体字)に対応させる多言語機能を正式リリースしたことをお知らせいたします。

多言語化の背景と社会的意義

インバウンド・メディカルツーリズムの急伸

日本政府観光局のデータによると、2024年6月の訪日外国人旅行者数は約314万人となり単月として過去最高を更新し、2019年同月比109%とコロナ前を上回る水準に回復しています。この勢いが続けば2025年では年間4,000万人に達する見込みであり、旅行者の医療ニーズへの対応が急務となっています。厚生労働省もホームページに英語・中国語・韓国語の機械翻訳機能を導入し、外国人向けに医療情報を提供しています。こうした動きは、医療機関が多言語対応することの重要性を示しています。
日本では脳ドックや健康診断が広く普及しつつあり、外国人旅行者からも高度な脳検査を求める声が増えており、実際に医療機関からもレポートの多言語化についてニーズがあり、今回開発に至りました。BLIの多言語レポートは、検査結果を母国語で理解してもらうことで納得感を高め、検査後の行動変容や生活習慣改善につなげることを目指します。

多言語対応レポート概要

今回多言語対応したレポートは、日本語・英語・中国語(繁体字)の3言語で提供されており、各言語で海馬の役割や検査の目的、生活習慣改善の提案が詳しく記載されています。これにより、外国人旅行者や在日外国人でも母国語に近い言語で脳の状態や推奨される生活習慣を理解できるようになりました。

株式会社Splink 代表取締役 青山裕紀コメント

「当社が開発した脳ドック用AIプログラム『Brain Life Imaging』は、国内外で高く評価され、経済産業省のJ‑Startupに選定されるなどグローバル展開を加速しています。海馬体積のAI解析に代表されるエッジの効いたコア技術と、高い専門性を持つチームの柔軟な発想・迅速な行動力を武器に、既存企業とは異なるスピードで医療機器市場の革新を牽引していきます。
今回、多言語対応レポートを提供するのは、単に外国語への翻訳を行うためではありません。訪日外国人旅行者数が過去最高を更新し続け、医療ツーリズムへの注目が高まる中、日本発の『ブレインヘルスケア』技術を世界中の人々へ届け、未来の医療を共に築いていきたいと考えています。」

Brain Life Imagingの詳細についてはこちらをご確認ください。

https://www.brain-life-imaging.com/